ビタミンCについてのあれこれ

ビタミンCは非常に身近でありふれたものですが、ビタミンCの大量療法ともなるとまだまだ多くの否定的な意見を多く耳にします。

Orthomolecular Medicine News Serviceでは、そんなビタミンCに関する多くの質問にエビデンスを示しながら解答をおこなっています。

非常に興味深い内容ですので、一度ご覧になってください。
なかなか刺激的な事が書いてあります。一部抜粋しました。

http://orthomolecular.org/resources/omns/index.shtml
(原文は英語)

Q 一日に2000mgのビタミンCを摂取することは大量療法と言える
でしょうか?

A いいえ。数十年前、ライナスポーリングとアーウィンストーンは、
大部分の動物は体重換算でそれよりも多くのビタミンCを産生する
ことを示しました。

Q それなら、なぜ政府はビタミンC摂取の上限を1日あたり2000mgに
設定しているのでしょうか?

A おそらく、理由は無知によるものです。
米国毒物コントロールセンター会議によると、
「ビタミンC(とその他のサプリメントも)は、誰も殺さない」
としています。

Q ビタミンCがDNAを傷つけるでしょうか?

A いいえ。 もし、ビタミンCがDNAにダメージを与えるのであれば、なぜ多くの動物は人間の体重に換算して1日に2000-10000mgものビタミンCを体内でつくるのでしょうか?

進化は重要な遺伝物質を傷つけるようなものを助けることはありません。

Q ビタミンCは低血糖やB12不足、先天性欠損、不妊症などを起こす
でしょうか?

A ビタミンCは先天性欠損症(また、不妊性)も流産も引き起こしません。
低血糖や反発性の壊血病、不妊性、突然変異、ビタミンB-12の破壊などの有害事象は誤ってビタミンCに起因するとされていました。

医療関係者は特にビタミンCがこれらの影響を生じない事を認識する必要があります。

Q ビタミンCは・・・・・

A 14日間に渡る二重盲検プラセボ対照試験では、3,000mg/日のビタミンCをとることで性交の頻度が高まることが報告されています。

また、ビタミンC摂取群ではうつ病の著名な減少も認められました。

これらはビタミンCの「カテコラミンの活動性を調節し、ストレス反応を減弱し、不安とプロラクチン放出にアプローチし、血管機能を改善し、オキシトシン分泌を増加させる」という機能によるものでしょう。

これらの過程は性行動とその雰囲気に左右されます。

Q ビタミンCは、腎結石を引き起こしますか?

いいえ。
虚偽狂った医療メディアは、しばしば、ウィリアムJ.マコーミックがビタミンCが実際に腎結石の形成を防ぐことを証明したという事実を見落としています。

彼は1946年にこれに関するレポートを公開しました。
彼の仕事は、アラバマ大学医学部のエマニュエルチェラスキン博士によって確かめられました。

Cheraskin博士は、ビタミンCがシュウ酸エステル石の形成を阻止することを示しました。

「たとえ尿の中のシュウ酸エステルの一部が酸化型アスコルビン酸に由来するとしても、高用量のビタミンC摂取はシュウ酸カルシウム腎結石の危険性を増すものではない。」
という報告もあります

large- scale Harvard Prospective Health Professional Follow-Up Studyによると1500mg/day≦のビタミンCを摂った群はそれ以下のグループに比べて優位に腎臓結石のリスクが低かったそうです。

ロバートカスカート博士は1969年から患者に対して高容量ビタミンCを使用し、次のように述べています。

「私がアスコルビン酸が腎臓結石を起こすという記事を読む時にはすでに私はそれが腎結石を起こさないというエビデンスを持っていたので、私は大量を患者に使い続けた。

2006年までに私は25000人の患者に対して高容量ビタミンCを使用したが、腎結石を発症したものはいない。

500mg/dayまで一日の量を減らした患者のうち二人がシュウ酸カルシウム結石を発症した。

彼らに対してはビタミンC投与量を元に戻し、マグネシウムとB6を加えたところ、腎結石は二度と発症しなかった。

彼らが腎結石を発症したのは十分な量のビタミンCを摂っていなかったからだ

Q なぜ、あれだけのビタミンCを摂っていながらポーリング博士はがんで亡くなったのですか?

A ライナスポーリング博士(大量投与ビタミンC主唱者)は、前立腺ガンで1994年に亡くなりました。

メイヨークリニックのガン研究者チャールズG. Moertel博士(ポーリングとビタミンCの批判者)は、また、1994年に、リンパ腫で亡くなりました。

Moertel博士は、66才でした。ポーリング博士は、93才でした。

この年齢差がビタミンCによる利益のせいかどうかに関しては、個人的な見解は分かれるところです。

大事なことは「ビタミンC不足は進行がん患者に多くみられる」ということです。
血中ビタミンCレベルの低い患者さんは生存期間が短いのです。

Q ビタミンCは動脈内径を狭くしたり、動脈硬化を起こしたりはしないのでしょうか。

アブラハムホホッファー先生は次のように述べています

「私は1952年から自分の患者に大量ビタミンC投与を行っているが、
この数十年に心臓疾患が進行した症例を見たことが無い。」

1969年以降25,000人以上の患者の経験のあるロバートカスカート博士も初診時に何もない患者さんが心臓疾患を発症することを見たことがないと述べています。

キーニー、フレイは、30日間、患者に対してビタミンCを与えて、動脈を通して血流測定を行いました。

1日1回の投与で血流は50%近くも改善し、1か月後もそれは持続していました。

Q 血圧に関してはどうですか?

A 無作為二重盲検プラセボ対照試験では、サプリメントのビタミンCを摂っている患者は優位に血圧が低いことを示しました。

Q ではなぜマスメディアではアンチビタミンCのレポートをするときにあれほど興奮するのでしょうか?

A 否定的なニュースは人目を引くのです。
否定的なニュースは新聞や雑誌が売れ、テレビの視聴率をあげます。
もちろん、肯定的な薬の研究も見出しを飾ることがあります。
しかし、肯定的なビタミンの研究はそうなることはありません。

人間のためのビタミンCのための米国の1日あたりの推奨摂取量は、モルモットのための農務省のビタミンC基準のわずか10%だそうです。

サプリメントは現在の日本でも欠かせないものになっています。自分の身を守るには情報の洪水の中から正しいものをつかみとる知識が必要な時代になっているのでしょう。

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