必要な検査

栄養療法の前に必要な10個の検査

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推奨の検査項目

推奨の検査項目は次の通りです。

体の状態を知るバイオロジカル検査にはいくつもの種類があります。
検査結果によって治療が180度変わってしまう場合もあるし、あまり治療に影響がないものもあります。

治療方針に重大な影響を与える検査項目は人によって異なります。
自分にとって重要な検査を見つけ出す事が重要です。

人間は遺伝子的に弱いところがあって、多くの人は一生を通じて変わりません。
そこを早く見つけ出し、定点観測していくことが最適な健康状態への第一歩です。

血液検査

推奨項目

WBC  RBC 血色素量 ヘマトクリット MCV MCH MCHC 血小板 網赤血球 白血球像

Fe TIBC UIBC フェリチン HDL-C LDL-C TG FFA

GOT GPT γ-GTP ALP TTT T-BIL D-BIL LDH Ch-E TP 蛋白分画 BUN Cre

Na K Cl Ca P Mg CPK UA AMY CRP定量

亜鉛 銅 BS HbA1c インスリン ヘリコバクタピロリ抗体 IgG

ペプシノーゲンⅠ ペプシノーゲンⅡ ペプシノーゲンⅠ/Ⅱ比 TSH FT3 FT4

尿一般

合計54項目

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毛髪検査

毛髪中に含まれるミネラルや重金属を測定する検査です。

毛髪は便や尿、汗と同じく人間の大事な排泄経路のひとつです。
血液中のミネラルはいつもバランスが自動調整されているため、体内蓄積量を正確には反映しません。

その一方で、体内のミネラル類は、血流を通じて毛髪に付着しやすい性質を持っており、毛髪は日々の栄養バランスを継続的に記録しながら伸長するため、体内のミネラルバランスの傾向をみるのに最適な検査といえます。

毛髪の根元から1cmごとに1ヶ月分のミネラル状態を表していると言われています。

有害重金属、必須ミネラルの排泄量を測定することで、有害重金属の排泄能力、ミネラルバランス、腸内環境に異常があるかどうかがわかります。

有害重金属とは、水銀、アルミニウム、カドミウム、ヒ素、鉛、ニッケル、ベリリウムなどがあります。

必須ミネラルとは、人間にとって必要不可欠なミネラルのことで、カルシウムや、マグネシウム、亜鉛、銅などのことです。

有害重金属は食事、水、空気、日用品などから体内に取り込まれ、
多彩な症状を引き起こし、老化や体調不良、様々な病気の原因になります。

尿中ミネラル負荷検査

体内に重金属が蓄積している場合、薬剤やサプリメント、点滴を使用して
重金属を排泄する治療を行います。

これをキレーション治療といいます。

その際、多くの金属は便や尿中に排泄されていきます。
キレーション治療を始めるにあたっては、薬剤の治療効果を把握しておく必要があります。
そのために行うのが尿中ミネラル負荷検査です。

実際にキレート剤を内服もしくは点滴後、一定時間蓄尿していただき、
尿中に排泄された有害重金属の量を測定します。
ある程度以上金属が含まれていれば、治療効果が見込まれると判断します。

この検査は、キレーション治療後の効果判定にも使用します。

オリゴスキャン

手のひらに光をあてて、体内に蓄積している有害重金属と必須ミネラルを測定します。

毛髪ミネラル検査や尿中ミネラル検査と一番違う点は、これらの検査が体外への排泄量を測定しているのに対して、オリゴスキャンは、体内の蓄積量を直接測定できる点です。

IgG食物アレルギー検査

ある特定の食べ物に対して、アレルギー反応を起こすかどうかの
目安になるのが食物アレルギー検査です。

食物アレルギーには、即時型(IgE)と遅延型(IgG)の2種類があります。

即時型は、食物摂取後すぐに典型的な症状が出るため、
原因となる食物がわかりやすいのが特徴です。

遅延型は、食物摂取後、症状が出るまで場合によっては数日以上かかるため、
アレルギーの発症を自覚するのが困難になります。

身体的なものから精神的なものまで多彩な症状が出ます。
遅延型のアレルギー反応が出ている場合、必ずしもその食物にアレルギーがあるとは限りません。IgG反応は腸のバリア機能が低下していることを意味しています。

総合便検査

腸内環境を調べる検査です。

便を採取して、腸の良性、悪性細菌、カンジタの有無(カンジタに効く抗生剤の種類もわかります)、炎症、消化酵素、免疫、エネルギー状態などを調べます。

食物アレルギー検査は腸のバリア機能を調べる事ができるよい検査です。

多くの項目が陽性であればそれは、バリア機能低下(リーキーガット症候群)を意味します。
しかし、陽性となった食物を制限するだけでは根本解決にはなりません。

バリア機能低下の原因を調べ、それに見合った対処をすることが重要なのです。
総合便検査はバリア機能低下の根本原因を見つけるのに欠かせない検査です。

有機酸検査

尿中の有機酸(代謝の過程で生成される化合物)を調べる検査です。

例えば、腸に住んでいる酵母菌の産生物を見ます。
この産生物はサイズが小さいため、正常の消化管でもある程度は吸収され、門脈から肝臓、腎臓を経由して、尿細管から排出されます。
これによって、尿の検査をすることで消化管で何が起きているかを間接的に見ることができるのです。
また、多くの精神疾患で脳内のドーパミンレベルが高いことが報告されていますが、ドーパミンが代謝されずに残っていないか?

なぜ、代謝が妨げられているのか?(原因は、銅やビタミンC不足、そして腸内のクロストリジウム)など、神経伝達物質の代謝を見ることもできます。

他に、細胞の代謝(糖質、タンパク質、脂質の代謝)や、ビタミンの過不足などもわかる総合的な検査です。

ペプチド(カゼイン・グルテン)検査

尿中のペプチド(カソモルフィン・グリアドルフィン)を調べる検査です。

この場合のペプチドとは未消化のタンパク質のことで、乳製品由来、小麦由来のタンパク質です。
尿中に未消化のペプチドが検出されるということは、血液中にも未消化のペプチドがあることを意味します。

未消化のペプチドはモルヒネ成分と同じ作用があり、これが血液を介して脳に伝わると麻薬や覚せい剤と同じ症状が出ます。

音への過敏性、話すことの障害、知覚機能に影響が及んだり、集中力の低下、多動症状の原因になります。

葉酸代謝遺伝子検査

葉酸の代謝に関係する酵素の遺伝子に変異があるかどうか調べます。

遺伝子変異があると、酵素の働きが低下するため葉酸が不足しやすくなります。
葉酸が不足すると解毒にも影響します。

また、血中ホモシステインが上昇しやすい傾向になり、動脈硬化、高血圧症、認知症などのリスクが高まります。

メチレーション検査

メチレーションとはすべての細胞の中で行われている体の基本反応の一つです。

メチレーション回路は、遺伝子の調節や、化学物質や毒素の解毒、神経伝達物質の合成、
ホルモンの代謝、エネルギーの合成、DNA・RNAの合成に関わっています。

メチレーション検査では、回路の中の物質の過不足をを調べます。

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