サプリを購入した患者さんが再来しません

こんばんは、宮澤です。

今日は私が行ったセミナーに出席された先生から受けた相談について一部をご紹介します。。

こんなご相談を受けました。

「 栄養学的な血液検査を行い、それに基づいて処方をしたのですが、それ以来、患者さんが再来されません。

もしかしたら、効果が無くてやめてしまったのかもしれないし、同様の成分で安価なものを探して飲んでいるのかもしれません。

いずれにしても、患者さんが来なくなってしまうようでは、私はいったいなにをやっているのだろうと思ってしまいます。

私の知人の東京の先生は、先日お会いしたら、栄養療法のセミナーをありとあらゆる限り参加して開業したが、今はサプリメントはごく一部、ほとんどビタミンC点滴になってしまったと言っていました 。」

血液検査よりも治療方針

私が思う大事なことは、
「血液検査ではなく、患者さんの症状、いや、もっと言えば、患者さんがこの治療を受ける目的や希望、考え方や哲学などを優先して治療内容に反映させること」です。

なんか、理想論みたいですが、事実です。

優先順位は、患者さんの希望、哲学 > 症状 >> 検査項目 です。

自由診療の場合はとくに、治療の自由度が高いと思います。
病状について充分理解が得られたら、その先の治療方針は治療者と患者さんがディスカッションして決めなくてはなりません。

治療者は、患者に十分な判断材料を与えてあげる必要があります。
血液検査はあくまで判断材料のうちの1つに過ぎません。

日本では国民皆保険制度で、必要な治療は受けられるわけですから、自費診療で栄養療法を選択する人は、その中でもとびきり意識が高く、自分の健康に関心が高い人です。

多くの方はご自分の病状について把握しており、代替療法についても自分なりの判断基準を持っています。

また、難病との戦いとのなかで、今後の治療の見通しを立ててくれる人を探しています。

そんな人たちに対して、
「血液検査ではこれが足りないのでこれを処方します」
だけでは納得してもらえません。

なぜこの治療が有効と考えられるのかを具体的に説明する能力が求められます。

また、治療を行っていく中で、症状と検査結果によって、治療方針がどう変わるか、そして今後の見通しはどのようになっていくのかまで説明を行わなければ、通常の医療と同じで信頼関係が成り立たないのです。

まあ、考えてみれば通常の診療と同じですね。

サプリを効かせる方法論 その15

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