○○という病気には、どのサプリメントをどのくらい使ったらいいの?

○○という病気には、どのサプリメントをどのくらい使ったらいいのですか?

というご質問を頂く事があります。

○○という疾患にはビタミンCを○○mg、××病には亜鉛を○○mg、という個別なレシピを覚える事も必要ですが、できればその根本原理を押さえたいものです。

この根本を押さえる事は、栄養療法を行うものにとって、永遠の命題です。
それによって、根本を理解し、応用が利くようになるからです。

たとえば、マグネシウムというサプリメントの使い方ですが、
栄養療法を効かせるアプローチにある通り、

「 ズームをコントロールして細胞の働きにフォーカスする」
「 臓器、細胞内での局在を考える 」
「 サプリが効かない原因を考える」

などを考慮する事で、多くの事が見えてきます。

ミネラルは体内でお互いに影響を与え合っているものが多く、例えば、カルシウムとマグネシウム、ナトリウムとカリウムが拮抗しているのは有名な話です。

カルシウムが細胞の外から中に入ってくると細胞が収縮します。
カルシウムが細胞収縮のスイッチになっているということです。

カルシウムは心臓の収縮にはなくてはならないミネラルですから、細胞外のカルシウム濃度は厳密に保たれています。
そのカルシウムが細胞の外から中に入る量を調節しているのがマグネシウムです。

マグネシウムは細胞膜に存在し、カルシウムの細胞内への流入量をコントロールしています。
だから、マグネシウムが不足したり、マグネシウムの働きが悪くなると、カルシウムが持続的に細胞内へと入ってきます。
その結果、細胞が収縮しっぱなしになります。

細胞の過剰な収縮が

「首や肩の筋肉で起これば肩こり」、「血管平滑筋でおこれば高血圧」、「気管支平滑筋でおこれば気管支喘息」、「心臓の筋肉で起これば不整脈」、「咀嚼筋でおこれば顎関節症」、「膵臓のランゲルハンス島ベータ細胞でおこれば、インスリン過剰分泌」

を引き起こします。

これらの事はつながりのない難しい事に感じますが、そんな事はありません。
マグネシウムの体内での局在が心臓と筋肉に集中している事を知れば、これらは一元的に理解できるのです。

「マイヤーズカクテルという、マグネシウムを含んだ点滴がなぜ、肩こりや頭痛、気管支喘息に効果的なのか?」
についても、これらの事を知っていれば容易く理解できるし、また他の疾患への応用も簡単になります。

このことからわかるように、カルシウムとマグネシウムは体内での比率が重要で、片方だけが多くないように調節しなくてはなりません。
また、このようなミネラルの不足症状は、ミネラル不足である場合もあれば、ミネラルを邪魔する他の金属の存在によっておこる場合もあります。

だから、マグネシウムのサプリメントひとつとっても、使いこなすためには、

「 マグネシウムの細胞内の局在、細胞内の各器官の働き 」
「 マグネシウム不足をどのような症状、データから読んでいくか 」
「 マグネシウムの効果を邪魔するミネラル、重金属は何か 」
「 重金属の蓄積はどのような検査を行い、どのように判定するのか 」
「 マグネシウムはどのような投与経路でどの位投与するのが効果的なのか 」
「 重金属がたまっていた場合、どのような処置をするべきなのか 」

などをわかっていないと、難しいのです。

これらの事を特に生体内での作用をつかむのが難しいビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸などについて系統的にまとめたテキストを発行し、それに基づき、実際に検査をしていただき理解を深めていくのが分子栄養学実践講座テキスト配信版です。

栄養療法の根本理論をふまえつつ、実際の症例を経験していただける、非常に即戦力のある講座になっております。

このメール講座を読んでいただいている多くの方々から、「医療関係者でなくとも学べる栄養量法講座」のリクエストを頂いておりますが、この講座は基本的にインターネット配信のテキスト講座であること、そして個人情報の保護にご協力いただける事をご了承頂ける方はどなたでもご参加いただけます。

この講座の症例検討会では、現在、1回あたり少なくとも5-10例程度の症例をお互いに紹介して頂くシステムになっています。
特に、一般の方々が栄養療法を学ぶのにこれほど症例を多く見る事ができる勉強会はないと思います。

そういうわけで、栄養療法を早く身に付ける方法は、「根本原理」をわかった上で、「とにかく症例を多く見る」ことです。

本気で、身につけたい方、お待ちしています。

www.orthomolecularmedicine.net

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サプリを効かせる方法論

「 ズームをコントロールして細胞の働きにフォーカスする」
「 臓器、細胞内での局在を考える 」
「 サプリが効かない原因を考える」

などなど総合して考えましょう

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