利益相反と信用残高

前回のメール「栄養療法でのお金の稼ぎ方」について、

サプリメント会社に対する批判ですか。
なんか、チャレンジャーですね・・・
というメールを頂きました。

勘違いしないでほしいのですが、サプリメント会社を批判しているわけではないです。
当たり前ですが、栄養療法は良質なサプリメントがなくてははじまりません。
そして、分子栄養学は個体差を考慮しなくてはいけません。

個体差を考慮する

それは「状況に応じて、様々な種類のサプリメントを作る必要がある」ということです。

分子栄養学で使用するサプリメントのラインナップは、テレビでイメージ広告を打って、一気に大量に一種類の物を売る大手のサプリメントとは全く違うのです。

採算割れするような小ロットの製品も、「病態の改善」のためなら、治療家の求めに応じて作り続けなくてはならないのです。

その中で、治療家向けに販促、営業を行っていくわけですから、とにかく大変です。

事業の目的は顧客の創造である

とは、ドラッカーの有名な言葉ですが、今では世界的にも多くある、分子栄養学の観点に基づいたサプリメント会社の場合は、単純な利益追求型事業ではなく、顧客創造型のビジネスだと思います。

つまり、「稼ぐ」のではなく「生み出す」といった感じです。

話が多少それましたが、私が言いたかったのは、「サプリメント会社」と「治療家」は
利益構造が違うという事です。

「サプリメント」を販売する事で得られる利益はサプリメント会社のものです。

治療家の利益は、一連の診察(問診、検査、診断、治療)のプロセスから生み出されるもの
であるべきですよね。

もちろん、治療の中にサプリメントの販売も入るのですが、その比重が大きくなりすぎると、
それは、患者さんの得られる利益と治療家の利益が相反する事があるわけです。

利益相反と信用残高

患者さんに対して、「利益相反」のないしくみをつくること。
患者さんに対して、「信用残高」を積み重ねていくこと。

これが、治療家としてのいい方向性を生み出していくのです。

サプリを効かせる方法論 その7

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