栄養療法でのお金の稼ぎ方

私は現在、栄養療法により患者さんを診断、治療する事やその手法を多くの先生方にお伝えし、結果を出してもらう事を仕事にさせて頂いています。

今日はそんな中で、私が最近つくづく思うことを書きます。

えぐいタイトルですが、重要なことです。

治療家でも医師でも歯科医師でも、栄養療法で食べていくために非常に重要なのは収益構造
だと思います。

つまり、「お金のもらい方」です。

サプリメントの収益を軸にしてはいけない

これは、私個人の考えですが、「栄養療法外来を行うときは、サプリメントを売った価格と仕入れた原価の差益を主な収入源にしないこと 」が大事だと思っています。

なぜならそうしないと、我々の利益と患者さんの利益が相反することがあるからです。

私は少し前まで、栄養療法が万能だと思っていました。

以前にお話したとおり、栄養療法が劇的に効いた成功体験があり、それが自分の潜在意識にあるのだと思います。

だから、どのような症状に対してもサプリメントで対処するといった治療を行っていました。

しかし、一歩引いて、自分の治療を客観的に見る機会があってから栄養療法に対して冷静に見ることができるようになりました。

でも、それゆえに、困ったこともおきたのです。

私は、栄養療法の治療家から患者さんの紹介を受けることが非常に多かったのですが、

「サプリメントが効いていない」
「サプリメントを摂ることで逆に悪くなっている」

そう感じるときが正直、1度や2度ではありませんでした。

時に健康は「何を摂るべきか」ではなく、「何を摂らないべきか」によってもたらされることがあります。

例えば、牛乳や乳製品が乳がんと前立腺がんの大きな原因であることは多くの信頼に値する学術雑誌に掲載されている論文から得られた情報からも明らかです。

理性的に考えれば、乳がんの人には乳製品が原料となっているサプリメントをやめるように勧告するべきことはわかります。

しかし、そのサプリメントの売上によって紹介者の生活が支えられているということになったらどうでしょうか。

紹介をしてくれた治療家の人はサプリメントを売ることで収益を得ている人です。

患者さんに対して私がサプリメントを減量、中止するようにお話すれば、紹介してくれた人の収益が減るわけです。

治療家の人は、私がよりよいサプリメントを勧めてくれるのではと期待して患者さんを紹介してくれるのです。

そのような状況の中で、「サプリメントを減量、中止しましょう」というのは非常にいいづらい事でした。

正直、ストレスでうつになりました。

このことには悩みぬきましたが、結局、私はそのようなしがらみがある仕事は全てやめました。

栄養療法も診療が主軸

今は完全にフリーな立場で、根本原因を追究し、患者さんの利益になる事を堂々と言っています。

今はストレスフリーです。

根本原因がみつかったら、そこで、治療の選択肢を提示します。

私の治療の重点はまさにそこであり、この根本原因をみつけるための料金が私の診療において比重が大きいところになっています。

治療に必要なものはサプリメントの事もあれば抗生剤の事もあり、食事であることもあれば、そのあたりの身近にあるものであることもあります。

必要なサプリメントは量を提示して、ネットなどでご自分で買っていただくのか、こちらで処方するのかを選択してもらいます。

「医療用サプリメントをクリニックで買うと高いので、最低限の重要なサプリはクリニックで処方してください。

あと、ビタミン類など市販で手に入るものはできれば、インターネットで個人輸入したいのです。」

こんなことをおっしゃる患者さんが非常に多いのですが、私は患者さんの好きなようにしてもらっています。

どちらでもよいのです。
サプリメントでお金をもうけようとは思っていないのですから。

主な収益の柱は診察料、カウンセリング料にするとものすごく楽です。

もちろん、そのためには、適切な問診から必要な検査を行い、徹底的に根本原因を追求できるテクニックが必要です。

生意気ですが、これが本当のプロなのではないかなーとも思うのです。

サプリを効かせる方法論 その5

時にはサプリメントを使わないことも考える

・個別化の栄養療法を実際に行いたい
・根本原因の見つけ方を具体的に知りたい
・具体的なサプリメントの処方量、優先順位を知りたい
という方のための、プロフェッショナル向け講座、第10期(2018年3月スタート)募集開始しました

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コメント

  1. 松本 明子 より:

    「主な収益の柱は診察料、カウンセリング料にするとものすごく楽です。
    もちろん、そのためには、適切な問診から必要な検査を行い、
    徹底的に根本原因を追求できるテクニックが必要です。
    生意気ですが、これが本当のプロなのではないかなーとも思うのです。」

    同感です!
    「生意気ですが」というところを除いて。