ライフスタイル

3つ星シェフ・小林圭が語る、パリの日々と食への挑戦。 | Feature | Pen Online

「純米大吟醸 DAITO」は兵庫県東条産特A 山田錦を30%まで磨きあげ、仕込み水には名水・鏡川の伏流水を使用。酵母を2種類加えて低温でじっくり醸した後、香味が優れた中取りだけを採取、それをフレッシュなまま瓶詰めした。¥22,000(720ml 、税込)

国酒であるにも関わらず、年々消費量が減少している日本酒。そうした状況をふまえて、「本質的で永続的な価値の追求」をテーマに、DAITOのデザインを谷尻に依頼したわけだが、そもそも日本酒には約2000年もの歴史がある。ほかのどの酒よりも長い時間をかけてその土地の風土で育まれ、食文化とも強く結びつき、暮らしの一番身近なところにある酒だった。米と水と酵母だけでつくられる、世界で一番ナチュラルな酒でもある。

そういう意味では、日本酒はすでにサステイナブルを体現していると言える。「DAITOには、酔鯨がもつすべての技術を集約しました。それでもつくる過程では、ついなにかを付け加えたくなってしまう。その思いを、谷尻さんが引き止めてくれました」と大倉社長。

自らデザインした日本酒と、料理のマリアージュを愉しむ谷尻。

大倉社長の話に耳を傾けながら、料理と酒を愉しむ山川と土井地。

ディナーを終えて、3人のクリエイターが導き出したDAITOの“おいしい”はこうだ。

谷尻「ものづくりって、つくればつくるほど、つくらないことを考える。世の中も、どんどん足していくより、引き算でものを見つめ直すことが大切になってきているよね。僕は、食べ物に知識はいらないと思う。頭で考え『おいしい』じゃなく、飲んで身体で『DAITOおいしいっ!』て感じることがいちばん大事」

土井地「サステイナブルって、日本人の精神にそもそもあると思う。潜在的にあるものや使っていないものは、昔の文化(物語)を見つめ直せば簡単に見つかるし、実現できる。今日、デザインからつながるDAITOの物語を聞いて、『おいしい』って感じた」

山川「持続可能ってあまり頭で考えずに、シンプルに楽しくつくれば、なんでも続けられるんじゃないかな。ただ、続けるって守るんじゃなくて攻めていかないと、新しいものや人とつながっていかない。今日、やさしくておいしい料理とDAITOが出合って、私がこのお酒を飲めたことは、大倉社長の攻めの姿勢のおかげですね」

山川の言葉を受けて、「今日の異端は未来のデフォルト。もっと良くならないかと考え続けることが、歴史をつくるよね」と頷く谷尻。香りがおだやかでキレがあり、うまみを引き出すのが酔鯨の強み。3人の“攻め”クリエイターが認めるDAITOのおいしさは、大倉社長の日々のチャレンジの賜物だ。

酔鯨のハイエンドコレクション。右端が最高峰となる「純米大吟醸 DAITO 2020」。


クレジットソースリンク

もっと見せて!

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Back to top button