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お店の味にも負けない? 自宅で美味しい、自分好みのチャイを作る方法 | Business Insider Japan

チャイ

Keiko Iwabuchi/Getty Images

  • チャイはインドで社会的、文化的に大きな意味を持つものだ。
  • その主な材料は茶葉、スパイス、砂糖、牛乳だ。
  • 伝統的なチャイに牛乳をさらにプラスしたチャイラテも人気だ。

チャイと言えばスターバックスを思い浮かべる人もいるかもしれないが、チャイは何世代にも渡ってインドで親しまれている生活の一部だ。伝統的なインドの結婚式といった儀式でも、近所のちょっとした集まりでも、大切な人たちとチャイを飲むことは、インドでは尊敬と連帯感の象徴だ。ただ、その歴史は複雑だ。

「チャイは、中国が茶葉の生産を独占する中、中国の外で茶葉を育てる必要のあったイギリスによる植民地支配として始まりました」とニューヨーク市にあるカフェ「Kolkata Chai Co.」の共同創業者でインド系アメリカ人のアヤーン・サニヤル(Ayan Sanyal)さんは語った。

「20世紀初め、イギリスはインド人の間で紅茶の人気を高めようと盛大なキャンペーンを始めました。紅茶の販売会社はすぐに独自のアーユルベーダのスパイスブレンドを紅茶に加え、それを牛乳と混ぜ、わたしたちが知っているマサラチャイ(スパイスを加えたチャイ)を考案しました」

現地のフレーバーをプラスしたイギリスの輸入品は大ヒットし、それがインド文化の輸出にもなった。今日、チャイは多くのコーヒーショップで手に入る。ただ、自宅で作るには、まず知っておくべきことがいくつかある。

チャイの基本

チャイと言っても文化によってさまざまだが、主な材料は紅茶、スパイス、甘味料、牛乳の4つだ。自分の好きなフレーバー、スパイスの強さ、甘さ次第でそれぞれカスタマイズ可能だ。

紅茶

マサラチャイは伝統的に紅茶を使用するが、緑茶や紅茶、自宅にある茶葉ならなんでも使える。オンラインや専門店で”チャイ・ブレンド”を購入することもできる。チャイの味に「普通」はない。使う茶葉のブレンドによって大きく異なるからだ。

スパイス

チャイの味は、使用するスパイスの種類や量、スパイスの組み合わせによっても大きく異なる。独特な、森のようなさわやかな風味をもたらすスパイスは、紅茶の準備とは別にしておこう。

サニヤルさんによると、マサラチャイを作る時によく使われるスパイスはカルダモン、黒コショウ、しょうが、レモングラス、ミント、フェンネル、シナモン、クローブなどだ。それぞれのスパイスに異なる健康上のメリットがある。例えば、カルダモンは消化を助け、しょうがは吐き気を和らげ、シナモンは抗酸化物質が豊富だ。

【スパイスブレンドの一例】

  • 砕いたカルダモンポッド(1~2個分)
  • すりつぶしたしょうが(2.5~5cm分)
  • 砕いた小さめのシナモンスティック(1/2~1本分)
  • 砕いた黒コショウの実(1~3粒分)
  • 砕いたクローブ(1~2個分)

ミルク

「クリーミーな味わいを作り出す天然の脂肪が多く含まれていることから、温かいチャイには成分無調整の牛乳が一番です」とサニヤルさんは話している。ただ、無調整牛乳が伝統的ではあるものの、自分の好きなミルクを何でも使っていい。アーモンドミルクやオーツミルク、豆乳といった牛乳以外のミルクを使ってもいいし、無脂肪乳でさっぱりと仕上げてもいい。伝統的に水牛のミルクを使うチャイもある。

砂糖

どんな種類の砂糖をどのくらい使うかは、完全に自分次第だ。

最初は普通の砂糖を小さじ1~2で試してみて(チャイは甘いものだということを頭に置いておこう)、そこから好みに合わせて調整しよう。何か新しいものを試してみたい場合は、デメララ、ブラウンシュガー、メープルシロップ、はちみつを使ってみようとサニヤルさんはアドバイスしている。

作り方(2杯分)

チャイ

photograph by dorisj/Getty Images

チャイの作り方も文化によってさまざまだが、基本は同じだ。サニヤルさんの作り方を紹介しよう。

  1. 材料を用意する。自分の好きな茶葉、ミルク、スパイスブレンド、甘味料、水を用意する。ミントといったハーブを追加してもいい。
  2. 水(2カップ)を鍋またはやかんで沸かす。沸騰するまで待つ。
  3. 材料を加える。茶葉(大さじ2~3)と自分の好きなスパイスブレンド(小さじ3)を入れる。
  4. コンロにかけたまま3~5分待つ。一般的に紅茶の場合は2分、ミルクを多めに使いたい場合は3分以上。ただ、自分の好みの味になるまで待っていい。
  5. 甘味料とミルクを加えて味を見る。成分無調整牛乳、オーツミルク、アーモンドミルク、豆乳など自分の好きなものを使おう(2カップ)。砂糖または甘味料(小さじ1~2)を加える。
  6. 煮立たせたら、安定した温度を維持する。大半の茶葉は2~4分待てば大丈夫だ。チャイが完成したかどうかは、その色で分かるだろう。マサラチャイは茶色っぽくなるし、緑茶を使った場合は黄金色またはうっすらとした緑色になる。香りにも注意しよう —— 香りが漂って来たら完成だ。

参考:チャイ人気が高まるにつれ、さまざまなレシピも考案されている。今では、チャイラテは伝統的なマサラチャイにミルクを多めに入れたものを指すことが多い。フォームミルクを乗せれば、コーヒーショップの雰囲気に。

応用編

「チャイの良いところは、融通がきくことです」とサニヤルさんは話している。材料を変えたり、抜いたりすることで全く違う味が楽しめるし、焼き菓子などに使うこともできる。

  • 氷を加えて冷たい飲み物に。よりさっぱりとした味わいが楽しめる。
  • スパイスを抜いて、あっさりとした柔らかな風味のチャイに。
  • ライスプディング(キール)にチャイのスパイスを加えてみよう。
  • 煮詰めたチャイを加えたクッキーを焼いてみよう。
  • 黒コショウやラベンダーといったスパイスやハーブをプラスして、栄養に富んだチャイに。

[原文:How to make chai that rivals your favorite coffee shop]

(翻訳、編集:山口佳美)

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