内科と歯科の連携の必要性

いつもアンケートを多く頂きありがとうございます。

このメールセミナーには多くの医師と歯科医師の読者がいらっしゃる事がわかりました。
そこで、今日は「内科と歯科の連携の必要性」についてお話したいと思います。

私のクリニックには、多くの方から、毎日の様に「栄養療法を受けているが治らない」
という問い合わせが来ます。

結構な量の栄養素をもう何か月も摂取しているが、今一つ効果を感じられない。2,3年以上続けているといった方もめずらしくありません。

そういう方が診察にいらした時に私が必ず聞くことは、「歯の治療歴」です。

患者さんが自分の疾患を治すために、多くの病院を回っていることはめずらしくないのですが、歯科に関してはほとんど気にかけていません。

医師は歯科領域についてあまりにも無知です。
だから、多くの病院を回っても特に指摘される事がありません。

そういう人に限って、歯がすごく悪いんですよね。
病院を複数受診している方を歯科にご紹介する確率はかなり高いです。

俯瞰力が必要です

栄養療法の利かせるためのコツは、俯瞰力を駆使することです。
俯瞰力とは、言うならば、焦点を細胞にあてたり、臓器にあてたり、
全身にあてたりとズームを自由にコントロールする力のことです。

私は常に細胞と全身の関連を診ながら治療方針を立てていきます。

人間の体は全てつながっています。
だから、全身をみずに、局所だけを改善することはむずかしいのです。

全身の脂肪はそのままに二重あごだけを改善したりするのが難しいように、全身管理なくして、歯周病は完治しません。

同様に、口腔内の潜在性の感染症が数多くの自己免疫疾患の原因になっています。

人間の体は、病気の原因の場所症状が出ている場所がしばしば離れています。
そして、それらは時に医科と歯科の領域にまたがってきます。

細胞に視点を移すことでつなげて考える事ができる

不思議なことに、私は栄養療法を深く学ぶようになってから連携の重要性に気が付きました。それは、栄養療法には俯瞰力が必要だからだと思います。

分子栄養学は細胞機能を活性化する医学です。細胞機能は栄養素に依存しています。

人間の細胞は肝臓でも皮膚でも口腔粘膜でもかなり似ている部分があります。
核があって、細胞膜があって、ミトコンドリアがある。
具体的な部分は違うが、木の幹は一緒なのです。

だから、一つの細胞について深く知ることは、臓器を知る事であり、全身を知ることになります。
この様に応用を聞かせるためには木の幹を知ることが必要なのです。

全身は一つの細胞をあらわすし、一つの細胞は全身を表しています。
だから、分子栄養学を極めると、血液検査を見ることで、一つ一つの細胞の状態をうかがい知ることができます。

そして、それは同時に臓器の状態や全身の状態をしることになるのです。

そして、同時にそれは、局所を治療するためには全身を良くすることが必要だということを知ることになるのです。

臓器と全身は分けて考えることはできません。

サプリを効かせる方法論 その11

・病気の原因になっている場所と症状が出現している場所を考える

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