
非の打ちどころがない2 in 1。Lenovo Yoga 7iレビュー(ギズモード・ジャパン)
小さいけど万能な2-in-1。Lenovo(レノボ)最新のYoga 7iに触ってみました!
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インテル® EVO認証モデルの下記要件を満たすPCでありながら、レノボの購買力で競合に負けない価格を実現しています。
・バッテリー駆動時間10時間
・スリープから立ち上がり1秒
・爆速充電・爆速充電
速さを極めたマシンというわけじゃないので4K動画編集とかは期待できないけど、MSI「Prestige 14 Evo」と同じく、Yoga 71も、学校用のPCが要るときや、仕事のプレゼンで使うパワポ資料をちゃちゃっと仕上げたいときなどのニーズは、これ1台でカバーできます。
見た目はほぼ一緒
去年のYoga C740と見た目はあまり変わっていません。ポートの種類と数も一緒ですけど、インテル® EVO認証の関係でThunderbolt 4とUSB 4に対応するType-C端子2基が搭載になっています。キーボードのレイアウトは同じ。スピーカーの位置、ヒンジもみな同じです。
レビュー機はダークなカラーですが、奇をてらったデザインにしなかったLenovo社の姿勢には好感が持てます。欠陥がないなら変える必要もないわけで、クリーン&シンプルにまとめてます。2-in-1はやっぱりこうでなきゃ。
重要な改善点はむしろ目に見えないところにあります。
中身が違う
Lenovo – Yoga 7i
これは何?:Lenovoの2in1ノートYoga最新モデル
価格:定価1,149ドル(約12万2000円)だけど、今ならLenovoで770ドル(約8万1700円)で買えます。日本市場価格は 16万2115円(翻訳時点)
好きなところ:価格、デザイン、スペック、バッテリー持ち
好きじゃないところ:RAMが基板にハンダ付けされている。自分仕様にカスタマイズすると割引が適用されない
まずCPU。これは第10世代Intel i5-10210Uだったのが第11世代Intel Core i5-1135G7になりました。GPUはIntel Iris Xe Graphics採用。通常のベンチテスト全般で前モデルより高い数値を出しています。4コア8スレッドのCPUで、 クロックは最大4.20GHzというのは新旧同じですが、第11世代は14nmより小さい10nm SuperFinのトランジスタにぎゅっと詰まってて、キャッシュ容量が2MB増したので、同等スペックだけど処理量は上という違いがあるんですね。
Blenderで3D画像のレンダリング速度を比べたら7分速くなっていましたし、4K動画を1080p 30fpsに変換するスピードも5分高速になりました。ゲームの『Civilization VI 』もCPU内蔵グラフィックスとしてはかなりのサクサク性能です。もちろんIntel UHDより格段にいいとはいえ、 Iris Xeは統合型GPUですから、ゲームプレイ水準のGPUではないですけどね。
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